8月15日 終戦の日を前に一冊の本を手にしました
第二次世界大戦の始まりであるドイツがポーランド侵入の時、ロシア人の父を持つ一人の在ポーランド日本大使館外務書記生の運命を描いた 歴史小説です
ポーランドの歴史、恐怖と悲哀を鮮明に描き、日本人としてポーランドのために戦い抜く、人間として友のために生き抜くことを決めた日本人外務書記生、そして、”また、桜の国で”の約束だったのですが・・・
この本はポーランドと日本の友好の歴史を知る事も出来ます。
誰もが耳にした事のある「アウシュヴィッツ」もまた、この本に書かれています、ユダヤ人に対し非人道的な扱いをするナチス・ドイツ、いかに非情だったか、いかに戦争は愚かな行為か、他の書物で知っているものの、この本も十分過ぎるくらい伝えて来ます。お盆休暇にでも、是非手に取り読んでみて下さい、お薦めします。
『また、桜の国で』 須賀 しのぶ
世界地図から自国がなくなる経験をしたポーランド、我が国、日本もポツダム宣言を受諾しなかったら、世界地図から消えていたかもしれない。。。
なのに先日、安倍首相は世界で唯一の被爆国なのに、核兵器禁止条約に不参加!!平和を願っていると口で言いつつ不参加、矛盾を感じています。
暑さ、まだまだ厳しいですが、どうぞご自愛下さい。